毎日の体験を記す場所

東京新聞(中日新聞東京本社)社会部記者の小川慎一です。原発取材班。取り調べは全面可視化、検察官は証拠リストを開示すべき。金に余裕があるならクール寄付。"All sorrows can be borne if you put them into a story or tell a story about them." Isak Dinesen(どんな悲しみも、それを物語にするか、それについて物語るならば、耐えられる)

Google News Initiativeと漫才サミット

 Google News Initiativeによるジャーナリスト向けのトレーニングは、ネットでも受けられる。若手はとりあえずやってみてほしい。2月に社内でGoogle News Labのフェローによる研修会を実施することになった。なんで俺が主催しなきゃいけないんだろうか?という疑問と迷いが消えないが、まあやるからには多くの人に参加してほしい。

 つい最近知ったが、Microsoftデータジャーナリズム用のソフトを公開している。学習ガイド付き。英語が苦手でも、YouTubeの日本語字幕でなんとかなりそうではある。ただWindows用なのだ。。。

 AI技術って、どれぐらい報道機関に導入できるのかなあ。社内でも模索を始めたようなので期待している。で、こんな記事を見つけた。

 ほぉ、記事によると金沢工大以外に関西学院大学でも始まるそうだ。ちょっと受けてみたい。関連記事もあった。

 

 秋田に来ている。秋田駅前が意外に開けていてびっくり。取材でもなんでもなく、単なる遊びに。サンドウィッチマン中川家、ナイツによる「漫才サミット」を見に来たのである。飛行機で来て、飛行機で帰る。そしてホテルは、ドーミーイン。ドーミーインは大浴場がある。最高である。でも、20日は雪の予報。。。

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意外に開けていた(失礼!)秋田駅前=19日夜

digital.tokyo-np.jp

デジタル戦略と記者

 北川景子はめちゃくちゃ美人だな、と「家売るオンナの逆襲」を見て改めて思った夜。早く帰宅できたときは、ゆっくり過ごせる。

 Yahooの「news HACK by Yahoo!ニュース」は、新聞のデジタル戦略を考えるうえで非常にためになるサイト。読んで「なるほど」「ふむふむ」と思ったものをメモ代わりに並べておく。

 まずは、朝日新聞がどんな態勢でデジタルファーストに取り組んでいるのか。

デスクや記者、エンジニアを同じユニット内に配置した統合編集局を編成し、これまでの紙を基点とした体制から、ウェブも主軸に加えた体制にシフトした

 編集局にエンジニアを置いた、という点は参考にしないといけない。

 次に、神戸新聞の取り組み。 

 できる技術を持っている人が、できる範囲で、できることをやる。そして、それが読者へのサービスにつながる。そして各記者の手間も省ける。地味だけど、すごい取り組みだ。これぐらいならば、うちでもできるのでないか。そして、高校野球の情報はものすごく需要もあるので、試してみる価値がある。

 そして西日本新聞の「あなたの特命取材班」。これは本当に学ぶべきことが多い。東京新聞もパートナーシップを結び、「ニュースあなた発」というのを始めた。これに中日新聞が入っていないところが、悲しい限りではある。「ガラパゴス」という言葉が浮かんだ。

 西日本新聞からYahooに出向していた福間さんのコラム。組織のあり方をどうしていくのかを考えさせられる。福間さんとはひょんなことから知り合いになったので、もうちょっと情報交換とかしていきたいところ。名前も「慎一」で同じだし。

 最後に沖縄タイムズの女性記者。記者とウェブ技術者の橋渡し役になるため、大学院に留学して専門知識を身に着けることを選んだという。俺ももうちょっと若ければ。。。

新聞というのは、あくまで“今”を切り取るメディアです。しかし、「今日の新聞は明日の古新聞」と言われるように、それをそのままウェブに上げたところで、多くの人に読んでもらえることはまずありません。だから、過去の古い記事を、何らかの手法でよみがえらせる工夫が必要です。たとえばデザインやインターフェースを作り変えたり、見出しなどの切り口をアレンジしたり。記事を“育てる”という視点を持つことができれば、もっと読まれる記事が作れるのではないでしょうか。

 まさに、それだ!膨大な過去記事というアーカイブを生かしたいものよ。45歳までには、それを形にしたい。 

 時間があるときには、これを見ておきたい。ジェフ・ジャービス「デジタル・ジャーナリズムは稼げるか メディアの未来戦略」の翻訳を監修しちゃ茂木崇東京工芸大専任講師による講演(2016年7月26日)。

youtu.be

 東京新聞原発取材班への情報提供や取材依頼はこちらからお願いします。

ogawa-s.hatenadiary.jp

AI技術で報道はどう変わるのか

 ジャーナリズムとAI(人工知能)技術について、下調べ中。NY在住のジャーナリスト津山恵子さんの講演@日本記者クラブ。1時間半とちょっと長いが、非常に勉強になる。会社内で権限がある人が触発されてほしい。

 

 AIを使った具体例の紹介。

 中日新聞では、こんなことを試みて、記事にもしていた。その後、どうなったんだ?まあ導入されるという話は聞こえてこない。

 こういうシステムは早期に導入を検討すべきだろう。中日新聞は導入していたりして。。。the 縦割り。

 最後に、2027年のジャーナリストの1日。数カ月かかるような調査報道が1日でできてしまうというお話。たぶん、もっと早くにそういう時期が訪れるだろう。2020年の東京五輪報道とか、分岐点になると思う。

揺らぐ報道の自由(東京新聞連載)

 東京新聞の外報部記者たちによる連載記事(計5回)。「メディアと世界 揺らぐ報道の自由」は読み応えあるのに、東京新聞のサイトでは一気に読めない。良い記事を書いても、多くの人に読んでもらわなければ価値は高まらない。その工夫をどうするのか。それは、おそらく報道の自由を守っていくためにも、考えないといけないのだ。

年末年始に買ったもの

 経団連原発輸出を巡って安倍政権と距離を取るなら、それは悪いことではない。

 ただ、鵜呑みにはできない。

 2019年、今年は44歳になってしまうので、サプリを飲み始めました。切ない。。。健康診断でも引っかかることが多くなってきたので、体質も変えたい。運動もしないといけません。

 昨年末にアマゾンで買ったコーヒーメーカーがとても良い。豆からコーヒーを淹れることができるし、掃除も簡単。おすすめだが、ちょっと高い。

 iPhoneiPad Pro、Apple WatchMacBook ProAirPodsとすっかりアップル製品だらけになってしまったので、まとめて充電できるものを購入。これも良い。

  Kindle読書にもすっかり慣れた。2018年に読んでおくべき一冊だった。 

AI vs. 教科書が読めない子どもたち
 

なんとか元年

 デジタル戦略元年になるのかどうか。。。

   たぶん、ならない。

 昨年は多くを失った。今年は少し得たい。

 2019年、原発関連でどんなことが予想されるのか、という記事を書きました。たぶん、東京五輪が終わるまでは、西日本に立地する5原発9基(10か11基になるかも)態勢が続くことになるでしょう。

genpatsu.tokyo-np.co.jp

 

 落合洋司弁護士が書いた小説「ニチョウ 東京地検特捜部特別分室」をKindleで読了。記者の描き方については「そんなことねえだろー」という部分も多々あった。取り調べのやりとりは、さすがと思わせた。

ニチョウ 東京地検特捜部特別分室 (朝日文庫)

ニチョウ 東京地検特捜部特別分室 (朝日文庫)

 

 

 こういうのを読むことになろうとは。会社にいる時間を減らす方法を考えつつ。使えるツールは使う、という当たり前のことができないのがうちの会社なので、なんとかしたいところ。

note.mu

 

デジタル戦略事始め

 いよいよ会社がデジタル戦略に本腰を入れるそうなので、こういう本も読み始めた。通勤電車の中でだけだが。「デジタルファースト」は、もはや「モバイルファースト」。自分自身の生活を省みても、まさにモバイルファースト。毎朝、iPad東京新聞、朝日、毎日、読売、日経のデジタル版をチェックしている。ちなみに全部有料会員。新聞記者が情報に金を惜しんではいけない。

Mobile and Social Media Journalism: A Practical Guide (English Edition)

Mobile and Social Media Journalism: A Practical Guide (English Edition)

 

 肝心の東京新聞のデジタル戦略なるものは、自分で動いて試してみるしかないと思っている。「思いついたら動く」しかない。呑気に「研究」ばかりやっている場合ではない。知りたきゃ、自分で調べろ。やりたきゃ、自分でやれ、である。

 これも同時に読み始めた。こういう本を買うことになるとは。。。第5章「新聞・出版 かつて新聞を出していた会社」が示唆的。記者も稼ぐことを考える時代だ。

サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

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