毎日の体験を記す場所

東京新聞(中日新聞東京本社)社会部デスクの小川慎一です。原発取材班にいました。取り調べは全面可視化、検察官は証拠リストを開示すべき。金に余裕があるならクール寄付。"All sorrows can be borne if you put them into a story or tell a story about them." Isak Dinesen(どんな悲しみも、それを物語にするか、それについて物語るならば、耐えられる)

2014-01-07から1日間の記事一覧

重複表現は避ける

同じ意味の言葉を重ねる表現は使わない方がいい。「頭痛が痛い」はおかしい。「被害を被る」「まず最初に」「一番最初」などなど。簡潔な文章を書くという原則を守りたい。岐阜新聞の「新年度上半期、裏金返還完了 県、2年半前倒しへ」という記事の第4段落…

何が「初めて」なのか?

「初めて」のことは、ニュースになる。だから記者は取材し、記事にする。何が「初めて」なのかを明確に伝えることが重要だ。でも、何が「初めて」なのか分からない記事もある。 福島民報「10月開催へ調整 郡山のB-1グランプリ」のリードはこうだ。 県内…

外来語は言い換える

新聞は、子供からお年寄りまで幅広い世代が読むことを想定している。言葉や表現はできるだけ簡単に書かないといけない。外来語の使用もできるだけ避けたい。昨年、「NHKの番組で必要がない場合でも外来語が乱用されている」と主張する民事訴訟も起きた*1。 …