企業の半数、前向き 女性の活躍促すポジティブ・アクション(岐阜新聞1月5日)
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140105/201401050922_21689.shtml
<第1段落> 企業が女性の活躍促進に取り組む「ポジティブ・アクション」について、実施する意向がある企業が全体の約半数にとどまることが、岐阜労働局の調査で分かった。同局は「女性の活躍は会社にも大きな波及効果がある。今後も周知を進めたい」としている。
この記事は、岐阜労働局のプレスリリースをもとに書かれている。これはこれで問題ないだろうが、記事を読んだ時に第1段落よりも第4段落の方がニュースなのではと思った。
<第4段落> 一方で「取り組む予定はない」と答えた企業は42.9%に上った。営業職、技術職で育児を両立する女性がいる企業は19%。育児休業取得後に管理職に昇進した女性がいる企業は7.6%だった。
「女性の活躍」は、安倍政権が成長戦略のひとつに掲げる政策。にもかかわらず、ポジティブ・アクションに「取り組む予定がない」企業が4割を超えている。岐阜県内の企業が、女性の登用に積極的ではない現状の方がニュースではないだろうか。この結果を見出しに取ってもらいたいので、私なら第1段落を次のように書く、かも。
採用拡大や管理職登用など、女性の活躍推進に「取り組む予定がない」と答えた企業が、県内で4割を超えていることが岐阜労働局の調査で分かった。同局は「●●●」としている。