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毎日の体験を記す場所

東京新聞(中日新聞東京本社)社会部記者の小川慎一です。原発取材班。取り調べは全面可視化、検察官は証拠リストを開示すべき。金に余裕があるならクール寄付。"All sorrows can be borne if you put them into a story or tell a story about them." Isak Dinesen(どんな悲しみも、それを物語にするか、それについて物語るならば、耐えられる)

重複表現は避ける

 同じ意味の言葉を重ねる表現は使わない方がいい。「頭痛が痛い」はおかしい。「被害を被る」「まず最初に」「一番最初」などなど。簡潔な文章を書くという原則を守りたい。岐阜新聞の「新年度上半期、裏金返還完了 県、2年半前倒しへ」という記事の第4段落。

 裏金の返還は、総額19億2000万円のうち、保管されていた現金や県職員組合の返還分などを除いた残りの約14億円を退職した職員OBと現役職員で6対4の比率で負担。現職分は、県職員互助会が既に立て替え、金融機関から借り入れて一括返還済み。職員は互助会に償還を続けてきた。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140107/201401070954_21701.shtml

 「退職した職員OB」。職員OBは退職者のことだ。「退職職員」か「職員OB」のどちらかでよい。現役職員と続くので、「退職職員」の方が良さそうだ。

 返還すべき金額について、「●を除いた残りの約14億円」とあるが、「●を除いた約14億円」で良いだろう。除いた分は残りに決まっている。ほかにも「既に」など不要な表現がある。「償還」という言葉よりも、「返済」の方が簡単だ。直してみた。

 裏金の返還は、総額19億2000万円のうち、保管されていた現金や県職員組合の返還分などを除いた約14億円を退職職員と現役職員が6対4の比率で負担。現職分は県職員互助会が金融機関から借り入れて一括で立て替え、職員が互助会に返済してきた。

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