毎日の体験を記す場所

東京新聞(中日新聞東京本社)社会部記者の小川慎一です。原発取材班。取り調べは全面可視化、検察官は証拠リストを開示すべき。金に余裕があるならクール寄付。"All sorrows can be borne if you put them into a story or tell a story about them." Isak Dinesen(どんな悲しみも、それを物語にするか、それについて物語るならば、耐えられる)

1段落に同じ単語を何度も書かない

 記事のリードはすっきり、短い方がいい。読んでいて、もたつきたくもない。

 静岡新聞「『山頂の感動』撮影 富士山に魅せられた女性写真家」という記事のリードを見てみる。この記事に掲載されている女性とカメラ、富士山を入れた写真がとてもかっこいい。こういう写真を撮りたいものだ。http://www.at-s.com/news/detail/872142275.html

 世界遺産となった富士山に魅せられ、頂上でシャッターを切り続ける県内唯一の女性カメラマンがいる。吉田町片岡の植田めぐみさん(36)は、夏山シーズンに頂上の山小屋に泊まり込み、富士山が見せる多彩な表情をカメラに収めている。「いつか写真集を出して、多くの人に富士山の魅力を伝えたい」と張り切る。

 これでもいいのだが、1段落に「富士山」が3回出てくる。どうにかしたい。「県内唯一」というのは、あまり意味を感じない。本文でも触れていないので削っていいように思う。書いてみた。

 富士山に魅せられ、頂上でシャッターを切り続ける女性カメラマンがいる。吉田町片岡の植田めぐみさん(36)は、夏山シーズンに頂上の山小屋に泊まり込み、世界遺産の山が見せる多彩な表情を撮影している。「いつか写真集を出して、多くの人に富士山の魅力を伝えたい」と張り切る。

 カメラマンという単語があるので、「カメラに収めている」を「撮影している」に変えた。世界遺産も後に回して、富士山という言葉の代わりにした。カギ括弧内の富士山も削っていいように思うが、残した。文章のリズムは変わってないと思う。

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