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東京新聞(中日新聞東京本社)社会部記者の小川慎一です。原発取材班。取り調べは全面可視化、検察官は証拠リストを開示すべき。金に余裕があるならクール寄付。"All sorrows can be borne if you put them into a story or tell a story about them." Isak Dinesen(どんな悲しみも、それを物語にするか、それについて物語るならば、耐えられる)

「いわゆる地域猫」とは?

 岐阜新聞「県、犬猫殺処分を半減へ 10年後に35%以下目標」の記事を見てみる。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140108/201401080942_21709.shtml

 県が保健所に収容された後、引き取り手が見つからない犬猫の殺処分率を10年後に現在の半分弱程度の35%以下に引き下げるよう取り組む方針であることが7日、分かった。今年4月にオープンする県動物愛護センター(美濃市片知)でいわゆる地域猫を対象に不妊去勢手術を施し、引き取り頭数の減少を図る。譲渡も進め、最終的にはゼロを目指す。 

 分かりづらいし、長い。「いわゆる地域猫」とは何だろうか?多くの人が知っているかのように書いているが、私は知らなかった。「地域の人たちが協力して面倒を見ている猫」のことらしく、野良猫とは区別されるらしい。それって野良猫じゃないのとも思うが。。。本文を読んでも、地域猫の説明がない。これは良くない。

 県は保健所に収容され引き取り手が見つからない犬猫の殺処分率を、10年後に現在の半分弱の35%以下に引き下げる取り組みを始める。4月開館の県動物愛護センター(美濃市片知)を地域住民が面倒をみている猫の不妊去勢手術や譲渡の拠点にし、殺処分ゼロを目指す。

  リードだけで40字近く削った。載せないが本文全文を直すと、全体で140字ぐらい削れる。新聞の行数でいうと10行以上短くなる。何度も書いているが、紙面のスペースは限られている。記事はコンパクトが原則だ。

 ついでに「取り組む方針であることが分かった」というのは、新聞独特の言い回しだ。本文を読んで、「取り組みを始める」と言い換えて問題がないと考えた。そもそも、方針がころころ変わるような話は記事にしない方がいい。

 

記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集

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