なんとなく耳慣れた表現を使ってしまい、文章が長くなることがある。京都新聞の「県老人福祉医療助成見直し難航 国の制度改革影響、市町側は反発」という記事を見てみる。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20140108000144
滋賀県は、65~69歳の低所得者などを対象に医療機関の窓口負担を軽減する独自の老人福祉医療費助成制度を新年度から見直すことを検討している。国の制度改革で70~74歳の窓口負担が増え、より若い世代である県の助成対象者の負担が軽くなる逆転現象が起きてしまうためだ。ただ、助成費の半額を負担している市町側との議論はまとまっておらず、予算編成の時期に入っても方向が定まらない状況になっている。
「定まらない状況になっている」。「●●な状況になっている」というのは結構使ってしまう。例えば、「ひどい状況になっている」「混乱した状況になっている」という表現を見かける時があるが、「ひどくなっている」「混乱している」で言い換えても良い場合がある。ということで、リードを次のように直した。いくつか削り、言い回しを変えた。
滋賀県は新年度から、65~69歳の低所得者などを対象に医療機関の窓口負担を軽減する独自の助成制度の見直しを検討している。国の制度改革で70~74歳の窓口負担が増え、県の助成対象者の負担が軽くなる逆転現象が起きてしまうためだ。ただ、助成費の半額を負担している市町側との議論はまとまっておらず、予算編成の時期に入っても方向が定まっていない。
この本は読み物としても面白いので、参考に。