毎日の体験を記す場所

東京新聞(中日新聞東京本社)社会部記者の小川慎一です。原発取材班。取り調べは全面可視化、検察官は証拠リストを開示すべき。金に余裕があるならクール寄付。"All sorrows can be borne if you put them into a story or tell a story about them." Isak Dinesen(どんな悲しみも、それを物語にするか、それについて物語るならば、耐えられる)

「同」は多用しない

 「同」という言葉を多用するのは良くない。岐阜新聞「“スキー日和”白銀活気 高山市内、市民リフト半額」という短い記事には、「同」がたくさん出てくる。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140114/201401140928_21751.shtml

 高山市内7カ所のスキー場で13日、同市民を対象にリフト料金が半額になる催しが行われ、親子連れらでにぎわった。

 より多くの市民にスキーを楽しんでもらおうと、同市観光課などが企画した。この日同市は、中心部の最高気温が氷点下0.3度(平年3.1度)と冷え込んだが、日中は晴れ間ものぞく“スキー日和”となった。

 標高1250~1550メートルにある同市丹生川町久手、ほおのき平スキー場は午前中から大勢の市民らでにぎわった。訪れた家族連れらが雪質の良いゲレンデで、穏やかな日差しを浴びスキー、スノーボードの滑りを楽しんだ。この日同スキー場の来場者は県内外からの約3000人だった。

 記事中の「同市」はすべて高山市のこと。「同スキー場」は、ほおのき平スキー場を指す。本当はそう書けば良い。だが長くなるので「同」を使うのだが、「同」ばかりで読みづらいし、内容によっては何が何だか分からなくなる場合もある。「同」を使わないように表現するにはどうしたらいいのか。それを考えるべきだ。直してみた。

直し版> 高山市内7カ所のスキー場で13日、地元市民はリフト料金が半額になり、親子連れらでにぎわった。

 多くの市民にスキーを楽しんでもらおうと、高山市観光課などが企画した。市中心部の最高気温が氷点下0.3度(平年3.1度)と冷え込んだが、日中は晴れ間ものぞくスキー日和となった。

 標高1250~1550メートルにある丹生川町久手、ほおのき平スキー場は午前中からにぎわい、県内外の3000人が来場。家族連れらが雪質の良いゲレンデで、穏やかな日差しを浴びスキー、スノーボードの滑りを楽しんだ。

 「同」を一度も使わなかった。ついでに「この日」もなくし、40字ほど削った。これでも意味は変わってないと思うが、どうだろうか。

 「同」は使わざるを得ない場合もあるが、1段落に1回にしたい。

 

*たまには自分が書いた事を紹介。警察のちょっとした「話題もの」です。

「原点思い出す岐阜県警察歌 視閲式で斉唱へ」(中日新聞岐阜版)

 63年前にできた県警の歌がある。警察官でさえ警察学校卒業後は口ずさむことがない曲を、15日の県警年頭視閲式で500人が歌う。式で歌うのは初めてとみられ、竹内浩司本部長が「警察官になった原点を振り返るきっかけにしてほしい」と提案した。

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