毎日の体験を記す場所

東京新聞(中日新聞東京本社)社会部記者の小川慎一です。原発取材班。取り調べは全面可視化、検察官は証拠リストを開示すべき。金に余裕があるならクール寄付。"All sorrows can be borne if you put them into a story or tell a story about them." Isak Dinesen(どんな悲しみも、それを物語にするか、それについて物語るならば、耐えられる)

だぶりを解消

 ひとつの文や段落中で、同じ意味の言葉を続けて書かない方が良い。そういう場合は表現を工夫すれば短くできるのではないかと思う。京都新聞「台湾で宇治市長、熱烈PR 訪日客誘致へてこ入れ」の記事のリードを見てみる。

http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140115000045

 台湾の訪日旅行客誘致や地元産品の販売拡大に向け、京都府宇治市の山本正市長がこのほど、台湾の各地を回って初のトップセールスを行った。海外でも知名度が高まっている「宇治ブランド」を生かし、観光資源や宇治茶などを売り込んだ

 「トップセールスを行った」と「(市長が)売り込んだ」は同じ意味なので、工夫をしたい。「このほど」や外来語を削るということも忘れない。「観光資源」という言葉もくせもの。いかにも行政側が使いそうだ。観光客を呼べる名所なりを指すんだろう。ならば、名所を書いてしまえばいい。本文中に「平等院鳳凰堂」と書いてある。これを使う。ということで直してみた。

直し版> 台湾からの観光客誘致と地元産品の販売拡大のため、京都府宇治市の山本正市長が台湾の各地を回った。海外でも知名度が高まっている「宇治ブランド」を生かし、平等院鳳凰堂や宇治茶を売り込んだ。

 

 

記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集

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