毎日の体験を記す場所

東京新聞(中日新聞東京本社)社会部デスクの小川慎一です。原発取材班にいました。取り調べは全面可視化、検察官は証拠リストを開示すべき。金に余裕があるならクール寄付。"All sorrows can be borne if you put them into a story or tell a story about them." Isak Dinesen(どんな悲しみも、それを物語にするか、それについて物語るならば、耐えられる)

福島県に住む人は2011年3月に比べてどれくらい増えたり減ったりしたか?

福島県の推計人口調査(福島県現住人口調査結果)の最新データを使って、こんなものを作ってみました。東日本大震災東京電力福島第一原発事故前の2011年3月1日時点からの人口と世帯数の増減率を視覚化。福島第一原発が立地する大熊町双葉町住民基本台帳データとの比較です。大玉村西郷村で人口が増えているのが意外。広野町は世帯数が62%超増えていて、ひとり暮らしの作業員が増えたことを物語っています。

各地の人口に占める65歳以上の高齢者の割合について、11年と22年の差も図にしてみた。飯舘村は39ポイント上がっている。浪江町富岡町は戻っている人が少ないが、高齢化が著しく進んでいるわけではない。