毎日の体験を記す場所

東京新聞(中日新聞東京本社)社会部デスクの小川慎一です。原発取材班にいました。取り調べは全面可視化、検察官は証拠リストを開示すべき。金に余裕があるならクール寄付。"All sorrows can be borne if you put them into a story or tell a story about them." Isak Dinesen(どんな悲しみも、それを物語にするか、それについて物語るならば、耐えられる)

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【1月~5月中旬】22年前半は1日100トンを切るペース? 福島第一原発の「処理水」の発生量

東電の公表資料を基に1月~5月中旬までのデータを、2020年、2021年、2022年と3年分を比較。 22年前半はこのペースで行くと、福島第一原発の処理水の1日当たりの増加量は100トンを切りそうだ。

【1月~5月初旬】福島第一原発の「処理水」の発生量

東電福島第一原発の汚染水を浄化処理した後の水は、どれぐらい出ているのか。 公表資料を基に1月~5月初旬までのデータを、2020年、2021年、2022年と3年分を比較。 22年は雨が少なめで、1日当たりの処理水の発生量も少ない。 ただ21年は雨多めだったが、処理…

高校を出たら進学か就職か、には地域差がある

私は高校を出た後、大学へ進学し、その後、大学院に行き、そして運良く新聞社に入った。 神奈川県内の公立の進学校だったため、友人たちは全員大学に行ったが、どこの高校でもそうというわけではない。 実際、大学1年生の時に参加した中学校の同窓会では、大…

福島県からどれくらいの人が避難を続けているのか?

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、福島県からの県外避難者は22年4月時点で23,000人以上いる。 県外避難者への推移をみると、首都圏への避難者はあまり減っていない。。今後、特定復興再生拠点区域の避難指示解除があるものの、残念ながら避難者数…

いわゆる「65歳以上」の高齢者はどれぐらいいるのか?

福島県の現住人口調査結果(22年4月1日時点)のデータを使って、各自治体の現住人口に占める、いわゆる高齢者の割合を図にしてみた。 浪江町では男女間で大きな違いがある。年齢層を三つに分け、男女別で表示されます。

原発事故被災地は女性があまり住んでいない

福島県の現住人口調査結果(https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11045b/15846.html)を利用して、各自治体の現住人口に占める女性の割合がわかるような図を作ってみた。 東京電力福島第一原発事故で避難指示が出た自治体では、現住人口に占める女性の割合…

夕焼けがきれいなので本でも読もう

シソンヌのコントはどうにかして生で観たいものだ。 youtu.be 夕焼けがとてもきれいだった。手軽に写真を撮れる時代に感謝しつつ、何か大事なものを失っているような感覚もあるが、それは勘違いであろう。以前あったものに何かしらの希少価値を付けたり、あ…

1日の汚染水発生量の計算式がブラックボックスならば処理水発生量から計算すればいい、という話

福島第一原発で発生が続いている汚染水について、東京電力は4月末に2021年度の1日の平均発生量を130トンと発表した。この件について、東京新聞原発取材班の同僚である小野沢健太記者は「汚染水の発生量をどのように試算しているのか。計算式があるならば示し…