2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧
岐阜市長選が2月2日に投開票される。岐阜では各紙が連日、この市長選のことを伝えている。私は期日前投票を済ませたので、あとは待つのみである。現職か、それとも新人か。2日夜が楽しみだ。 岐阜新聞「訴え若者に届け 岐阜市長選、3候補陣営SNS駆使…
「など」が多い文章は読みにくい。できるだけ少なくしたい。だが、記事を短く書こうとすると、省略の「など」を使ってしまいがちだ。では、どうすればいいか。思い切って、「など」を削ってみよう。それでも意味は通じるし、たぶん問題ない。 京都新聞の「D…
冷凍食品に農薬が混入されていた事件で、群馬県警は25日、偽計業務妨害の疑いで男を逮捕した。容疑者が浮上した経緯は分からないが、各紙の記事で、「逮捕容疑」の部分を読み比べてみる。 朝日 http://digital.asahi.com/articles/ASG1T5QSHG1TUTIL01B.htm…
静岡新聞「いちごクリームパン発売 清水西高生とコンビニ開発」の記事。リードはこんな感じである。 県立清水西高ライフデザイン部がコンビニチェーン「サークルKサンクス」と共同開発した菓子パン「いちごクリームパン」が21日、県内のサークルKとサン…
岐阜新聞「市町村職員ら観光への活用法学ぶ 県「セカイカメラ」データ」のリード。 県内市町村の観光担当職員らが、オープンデータの活用法などを学ぶセミナー「オープンデータ時代の観光×ITの戦略づくり」が20日、大垣市加賀野のソフトピアジャパンで開…
岐阜新聞「次世代へ恵み継承 県民会議が「清流の国ぎふ憲章」案」の記事のリード。 県が本年度から本格的に取り組む「清流の国ぎふ」づくりについて、県内各界代表らが意見を交わす第2回「清流の国ぎふ」づくり推進県民会議は20日、岐阜市橋本町のじゅう…
岐阜新聞「県内、ツキノワグマ増加 捕獲上限を撤廃、県が管理2期案」のリード。 県は、ツキノワグマの保護管理計画第2期案を作成した。クマの生息数が増加している現状を踏まえ、第1期で定めていた捕獲の上限数を撤廃。上限ではなく自粛を要請するための…
京都新聞「第三者機関、二つ常設 滋賀県いじめ防止基本方針素案」のリード。 滋賀県教育委員会は20日、県の今後のいじめ防止施策の指針となる「県いじめ防止基本方針」の素案を公表した。常設の第三者機関を県教委と知事部局にそれぞれ設置し、自殺など重…
神戸新聞のサイトは、地方紙の中ではつくりが断トツに良い。こういうサイトをつくれないもんかねえ。 今日掲載されていた「お地蔵さん、どこから来たの? 神戸・北区の団地」という記事は、これぞ街の話題。取材し、書いた記者は署を担当する「署回り」なの…
京都新聞「教えて!「リケジョ」の先輩、女子高生ら聞く 中京で交流会」の記事のリード。 京都市中京区のウィングス京都で19日、京都企業で働く女性研究者や技術者と、理系に興味がある女子中高生がふれあう交流会があった。生徒22人が第一線で働く「理…
新聞協会賞を2年連続で受賞したことがある毎日新聞の大治朋子さんの本「アメリカ・メディア・ウォーズ ジャーナリズムの現在地」(講談社現代新書)から長いが引用。新聞が生き残るために、記者は何を考え、何をしたらよいのだろうか。 現場で長く記者をし…
ある問題や事件の続報を書くのは難しい。京都新聞の記事「住民と議論平行線 流域治水条例案・滋賀県が2巡目説明会」を見てみる。リードはこんな感じだ。 滋賀県議会で継続審議となっている流域治水推進条例案について県は18日、2巡目の住民説明会を始め…
記事のリードはしっかり書くべきだ、と繰り返し主張している(リードが大事ということばかり書いていて、ブログの見出しが思い付かなくなってきた・・・)。中日新聞「満州陶磁器、職人おきざり 終戦時の混乱証言:愛知」。こういう話も好きなので読んだのだ…
岐阜新聞でほっとする話題があったので取り上げる。「警官の妻、コラム人気 下呂署落合駐在所広報紙に掲載」という記事。リードはこんな感じだ。 駐在所の広報紙にコラムを連載している下呂市小坂町落合の下呂署落合駐在所の巡査長(34)の妻(29)が、…
京都新聞「木造校舎保存へ前進 木津川・恭仁小、耐震化へ 」という記事。歴史的建造物の保存について関心ありありの私は、こういう話が大好きである。だから、ちょっとこだわりたい。リードからは、校舎が歴史的な建造物なのか分からない。 奈良時代に聖武天…
京都新聞「低気圧でリウマチ痛み増 京大・統計的に俗説を裏付け」の記事。へえーって思わせてくれる話題。何の役に立つのかよく分からんけど、面白い。リードは次の通り。 気圧が低くなれば、関節リウマチの腫れや痛みの箇所が増えることを、京都大医学研究…
滋賀県で計画されている丹生ダムの建設が中止される見通しになった。この記事について、京都新聞、毎日新聞、日経新聞の3紙のリードを読み比べてみる。 まず、京都新聞(丹生ダム建設中止へ 近畿地方整備局がコスト検証)。「検証結果をまとめた」「会議で…
岐阜新聞「ネット出願導入広がる 県内私立大、受験生確保目指す」の記事。 http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140116/201401160916_21767.shtml 県内の大学でインターネットを利用した出願を導入する動きが出始めている。ネット出願は、いつでも出願手…
今回は購読者として怒っている。同業者としては残念というほかない。岐阜新聞「難病患者の家族、岐阜大医学部で講演 介護体験交え訴え」の記事のリードを見てみる。 http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140115/201401150938_21757.shtml 将来の医師を目…
「●●に着手する」という言い方がある。例えば「捜査に着手する」。これは「捜査する」に言い換えられる。なぜこういう言い回しをしてしまうのか。分からない。「実況見分を行う」というような言い方も見かけるが、「実況見分する」で良い。よく考えて記事は…
ひとつの文や段落中で、同じ意味の言葉を続けて書かない方が良い。そういう場合は表現を工夫すれば短くできるのではないかと思う。京都新聞「台湾で宇治市長、熱烈PR 訪日客誘致へてこ入れ」の記事のリードを見てみる。 http://www.kyoto-np.co.jp/local/a…
「同」という言葉を多用するのは良くない。岐阜新聞「“スキー日和”白銀活気 高山市内、市民リフト半額」という短い記事には、「同」がたくさん出てくる。 http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140114/201401140928_21751.shtml 高山市内7カ所のスキー場…
ある人の生き様や人生を伝えようとする記事は、事実を簡潔に示していくだけでは不十分だ。読んでもらうための表現の工夫が必要だと思う。特に最初の一文は、気合いを入れて書きたい。産経新聞「ブレーク寸前、奈落の底に! はい上がったミスユニ埼玉代表・薗…
一文が長いと読みにくい。だから短くしよう。岐阜新聞「親子、豊かな自然体感 郡上市で『清流の国ぎふツアー』」の記事のリードを見てみる*1。 http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140112/201401120941_21740.shtml 子どもたちに県内の豊かな自然を肌で…
なんとなく耳慣れた表現を使ってしまい、文章が長くなることがある。京都新聞の「県老人福祉医療助成見直し難航 国の制度改革影響、市町側は反発」という記事を見てみる。 http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20140108000144 滋賀県は、65~69…
記事を書いた後、自分の文章に「?」と思うようなことがあるなら補足して疑問を解消すべきだ。書いた本人が分からないことを、読者が理解できるだろうか。できると考えるなら、記者に向いてないと思う。取材資料やメモを見返しても「?」が消えない場合は再…
京都新聞「久御山へ新築移転発表 第二岡本総合病院」の記事のリード。 社会医療法人・岡本病院(京都市伏見区)は8日、京都府宇治市神明の第二岡本総合病院(419床)を約3・5キロ西南の久御山町佐山の農地に新築移転する計画を正式に発表した。救急救…
「このほど」を排除したい。使わないでほしい。ただそれだけだ。 京都新聞の記事「いじめ相談、4割増189件 滋賀県『こころんだいやる』」を見てみる。 滋賀県は、子ども・子育て応援センターの電話相談「こころんだいやる」の2012年度相談件数をこの…
京都新聞の記事「堤防内に水浸透、決壊の恐れも 桂川と宇治川、台風豪雨で」を見てみる。ニュースとしても興味を持った。http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140108000075 昨年9月の台風18号の豪雨に伴い、京都市や宇治市の桂川や宇治川で、堤防内…
読者が「意味がわからない」と思う文章を、記者は書いてはいけない。 日本高校野球連盟は8日、大阪市内で業務運営委員会を開き、プロ野球・西武ドラフト1位ルーキーの森友哉と、久米健夫の両選手が人命救助した大阪桐蔭の野球部を善行表彰することを決めた…