毎日の体験を記す場所

東京新聞(中日新聞東京本社)社会部デスクの小川慎一です。原発取材班にいました。取り調べは全面可視化、検察官は証拠リストを開示すべき。金に余裕があるならクール寄付。"All sorrows can be borne if you put them into a story or tell a story about them." Isak Dinesen(どんな悲しみも、それを物語にするか、それについて物語るならば、耐えられる)

福島県からどれくらいの人が避難を続けているのか?

東日本大震災東京電力福島第一原発事故後、福島県からの県外避難者は22年4月時点で23,000人以上いる。 県外避難者への推移をみると、首都圏への避難者はあまり減っていない。。今後、特定復興再生拠点区域の避難指示解除があるものの、残念ながら避難者数が大きく減ることは考えにくい。ただ、いつまで「避難」といえるのか。既に「移住」ではないのか、という疑問もある。その実態を把握するための手法もあるので、それは、また今度。

福島の県外避難者は全国に散らばっていて、どこかの都道府県に必ずいる。 四国は少ないが、北海道は多い。なぜ多い所と少ない所がはっきり分かれているのか。事故直後の支援のあり方の差などがあったかもしれないので、これはフォローする必要がある。